エイチスリーによるブログ

不定期更新だと思います。

週末パス≧青春18きっぷ

※この記事は関東・南東北・甲信越へ遠征される方向けの記事です。


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もうすぐ夏休み。夏休みと言ったら遠征ですよね(?)
ムーンライトながらに乗ったり鈍行の旅を楽しんだり。普段行けない場所に行けるのが良いですよね。


そういった遠征によく用いられるのがこの「青春18きっぷ」。
青春18きっぷは日本全てのJRが乗り放題になる切符です。
5回分で11850円だったかと思います。そうすると1回分は2370円でしょうか。

この切符を用いて旅をする人はよく「18キッパー」と呼ばれます。青春18きっぷは安い上に大概の場所に行けるので多くの人々に重宝されております。

ですが弱点もあります。









新幹線・特急が使えません。
青春18きっぷは新幹線・特急の乗車券として使用できません。(自分も初めて使う時まで知らなかった)
一部乗れる区間もあるようですが基本的に普通・快速列車の自由席に乗車する時に乗車券として使用できます。

例として、始発で東京から仙台まで行くとしましょう。
青春18きっぷだと普通列車しか使えないので仙台まで鈍行の旅を楽しむことになります。
時刻表を辿って調べました。4:46に東京を出発して仙台には11:56に到着します。これが最速です。
7時間ですよ7時間。そんなに耐えられますか???


上野〜宇都宮間はグリーン券を買えばグリーン車が利用できますが、その他の区間は全てロングシートセミクロスシートです。
仙台に着いた頃にはお尻が爆発してしまいそうです。


新幹線、使いたくなりませんか...?

そんな貴方にピッタリの切符があります。








その名も「週末パス」。
この切符であれば新幹線・特急にも乗車できます。
2日分で8730円。1日分は4365円と考えることができます。
連続する休日2日間で使用できます。

使用可能区間はこちら。

JR以外にも富士急や長野電鉄などの地方私鉄にも乗れてしまいます。





先程の例の続き。次はこの切符を使用して東京から仙台まで行った場合を考えてみましょう。


東京→(東北新幹線)→仙台


当然、乗り換えなしで行けてしまいます。


最速達は東京6:04発、仙台7:59着の「やまびこ41号」です。
ちなみに、仙台到着の5分後には東京を約30分後に出てきた「はやぶさ・こまち1号」が続けて到着します。
はやぶさ」と「やまびこ」では特急料金が1000円近く変わってくるので、先の「やまびこ41号」に乗車されることをオススメします。




関東から山梨、房総方面に行く場合は青春18きっぷでカバーできますが、南東北、新潟・長野は鈍行で行くと中々時間がかかります。

よく18きっぷ使用中に乗り継ぎの関係やらで一区間だけ新幹線に乗ったりして自慢してる人とかいますが、一区間でも1000円はかかります。
なら週末パスと特急券買ってビューンと行った方が良くないですか?
その分、目的地で使える時間が増えますしね。




JR東日本も中々の新幹線優遇をしており(まあ当然てすが)、並行している在来線は見放されがちです。
本数が減便されていたり第三セクターに移管されていたり。

特に上越線の水上〜越後湯沢間。
一日の本数が両手両足で数える程しかございません。ここを超えるのはかなり難易度が高いです。
越後湯沢を最後に出る水上行きは越後湯沢17:50発。最終が早いので移動にも縛りがかけられてしまいます。
かといって、越後湯沢〜高崎間で新幹線を使うと自由席であっても3500円かかってしまいます。





週末パスは移動の選択肢を増やしてくれるのです。この切符であれば青春18きっぷのように鈍行に縛られることはありません。
特急料金などお金はかかりますが、その分時間を有効活用できます。


青春18きっぷ1日分の料金に2000円を足せば新幹線・特急に乗る権利が与えられるのです。この2000円って大きいと思いませんか?

週末パスは相当お得なフリーパスです。是非使って頂くことをオススメします。

自分は今年の夏休みにこの週末パスを活用して友人と東北を回る旅行をする予定です。
その様子も気力があったら記事にしようと思います。







文章力の欠けた記事でしたが、お付き合い頂きありがとうございました😅














(自分はまだ1度も使ったことないです)